メモリをつかってみよう!
アプリも出来たことなので次のステップにいきましょう。
それではここでまた質問です。
コンピュータの得意な事って何でしょう!
日本語では、コンピュータの事を『自動計算機』と呼びます。
計算機の得意な事とは…
こたえは記録・計算・繰り返し作業です。
電卓を使っていて『一番最初入力した数字なんだっけ?』
なんて聞いてくる電卓なんてないですよね。
それは内部で最初に打った数字がしっかりと記憶されてるからです。
ではここではプログラムを使ってパソコン内(メモリ)に記憶させる方法を説明していきます。
サンプル画像を参考にメモ帳を開けてコードを打ち込んでください。
新しいコードがありますが気にせず入力!
2行なのですぐ打ち終わると思いますが、名前を付けて保存する時は拡張子の.vbs のつけ忘れとファイルの種類をすべてのファイルに変更するのを忘れないで下さいね。
画像のように表示されれば成功です。
それではコードの説明をしていきます。
Memo = InputBox(“あなたの入力した文字覚えます”)
Memo これがメモリ(記憶しておく部分)になります。
inputBoxで入力された文字を=を使ってMemoというメモリに記憶させてます。
=は、数学だと同じという意味になりますが、プログラムでは右辺のデータを左辺に代入するという役割を行います。
プログラムで同じという意味を使う場合は == 二つ重ねて表現します。
次にメモリの説明をします。
メモリの名前は、任意で決める事ができます。
今回は、Memoにしてますがわかりやすい名前を付けてあげてください。
数字を入れるだけのメモリだったらNumberでも、略してNumでもいいです。
複数メモリを使う予定ならNum1 Num2 としても良いですね。
では2行目にいきます。
MsgBox “入力された文字はこれです:” + Memo
MsgBox “入力された文字はこれです:” は問題ないと思うので+ Memo の説明をします。
これはMsgBoxで表示される文字に + して Memo に入っている文字列を表示させようとしてます。
文字と文字を+という記号で繋げてるのですが少し変な感じがしますね。
『Memoは ” ” で囲まなくてもいいの?』と言われた方、それいい質問です!
” ” (ダブルクォーテーション)の効果は、プログラムに書き込んだ文字列をそのまま表示させる事になります。
もしMemoを ” ” で囲んでしまうと Memo という文字が表示されるだけでinputで入力した文字は表示されなくなります。
メモリをつかってみよう!まとめ
メモリの名前は好きな名前を付けれるがひらがな・カタカナ・漢字や頭文字に数字、他に記号を使うものは使用できません。
プログラムにおける = は、同じという意味ではない。右辺から左辺に代入する意味。
+ を使うことでメッセージ文字とメモリに入力された文字を繋ぐ事ができる。
それでは次は、計算にチャレンジしてみましょう。